南イタリア・プーリア(イタリアのカカトに当たる州)の固焼き郷土パンです。
北部では棒状のグリッシーニが有名ですが南ではタラッリが有名。
グリッシーニと同様にハムと合わせたりアペリティーヴォと一緒に楽しまれています。
バールのカウンターに置いてあったりもします。
簡単なので手作りもありますし、メーカー製もいっぱいあります。
語源はギリシャ語のトロス(環状)。
イーストを使わないかなり原始的なパンで、古くから食べられています。
その特徴は茹でることと水を使わずにオリーブオイルと白ワインで練り上げていること。
ワインが水よりも安かった時代というのは本当にあり、古いトラットリアではワインで漆喰を練った壁が残っていたりもします。
細かいレシピは後日紹介しますが、粉へ白ワインとオリーブオイルと塩、お好みでフェンネルやゴマ、ペペロンチーノ、ドライトマトを加え、一度茹でて焼くだけ。
軽くてビールやワインと楽しむと止まらなくなります。
今週はアリメンターリでおつまみセットをご用意します。
オススメです。