ピエモンテ州北部の小さな村カレーマ村。
そこでネッビオーロを原料に造られるワインがカレーマ。
トゥビンという段々畑で造るカレーマは全ての畑を合わせてもわずか12ha。
DOCとしてはピエモンテで最も早く認定されていますがかなりマイナーなアペラシオンです。
ピエモンテでも北に位置するカレーマのワインは繊細な果実味でブルゴーニュのマルサネを彷彿とさせる華奢な印象です。
段々畑での作業の大変さや小さな生産者が多いので生産の殆どはプロデュットリ ネッビオーロ ディ カレーマという協同組合が生産の大半を占めますが生産者ごとのワインも年々増えつつあります。
とても好きでよく飲んでいたのですが、現在、日本では健全な状態で輸入されたものがありませんので取り扱いがありません。
現地で信頼のできるお店で出会うことが出来たら飲んでみてください。