カボチャを詰めたカッペラッチ
Capperacci di Zucca
エミリアロマーニャ州フェッラーラの名物料理。
カボチャを使ったラビオリはアマレットやモスタルダを入れたロンバルディア州マントヴァの物が有名ですが、こちらはマントヴァのカボチャを使った料理。
フェッラーラではズッカデリカという品種のカボチャを使い、詰め物はオーブン焼きにしたカボチャのみ(時にパルミジャーノやナツメグをいれます)。
見た目はいわゆる普通の西洋カボチャです。
カッペラッチとは麦わら帽子。
この2つのラビオリに使われるカボチャはどちらもイタリアで一般的なオレンジや縞模様の皮ではなく、日本の様な緑色の皮でホクホクとした甘味が特徴です。
ソースはブロードとバター、仕上げにフォルマッジョディフォッサという牛&羊乳のチーズをかけたり、クリームとチーズだったり、ラグーソースの事もあります。
今回は自家製で育てた九重栗カボチャを使っています。
通常の西洋カボチャより甘味が優しく、ホクホク感のあるカボチャ。
こちらをオリーブオイルと塩をして、低温オーブンでじっくりとロースト。
。回りが焦げる手前までじっくり水分を抜くように
リピエノは裏漉ししたカボチャのみです。
(カボチャの水分やソースに応じて、ブロードやオリーブオイル、パルミジャーノチーズを加えます。)
ソースはゴルゴンゾーラチーズのソース。
ラグーソースも定番です。
capperacc di zucca al ragu