ペポーゾはコショウ。
牛肉をたっぷりの赤ワインとコショウで煮込んだトスカーナの郷土料理です。
とても歴史の古い料理でイタリアにトマトが伝わる前からあった料理。
なので、トマトは使いません。
赤ワインに一晩漬け込んだあか牛のスネ肉の周りをロースト。
赤ワインを追加して、ブロードとたっぷりの粒コショウを入れ煮込んでいきます。
マリネしていたワインも沸かしてアクをとり加えます。
コクをを出したい場合はマリネの際に玉ねぎとにんじんを加え、それを炒めたものと一緒に煮込むかフォンドヴォーを加えます。
ペポーゾは元々は炭坑夫の料理。
しっかりとした味付けは疲れを癒やし、たっぷりのパンと一緒に食べればお腹も満たします。
天空の城ラピュタでパズーが頼んでいたのもペポーゾかもしれません。
ラディッキオのソテーとチーズを乗せて180℃のオーブンで水分を抜くようにしっかりと焼いたズッキーニが付け合わせ。
煮込んだ粒コショウは辛味が残りながらも柔らかく煮含められていてお肉と一緒に食べるのがオススメ。