モンテで販売しており、はちみつはジェラートにも使っています。
北イタリア・トレンティーノアルトアディジェの森の中の養蜂家アンドレア・パテルノステル。
ミエーリトゥンは彼によって幅広いはちみつ製品を作っていました。
(日本語だと微妙な発音で、ミエーレトゥン、ミエーリチュン、ミエーレチュンとも表記されます)
最良のはちみつを求めて何にも汚染されていない場所をそれぞれの花ごとに求めて、
ミツバチと共に移動し、単一花種のはちみつを採取。
コクと味わいがありながら繊細で伸びやかな香り。
それぞれの花の個性をしっかりと楽しむ事ができます。
販売はこちら。
https://osteria-alimentari-monte.tokyo/products/ミエーレトゥン-オレンジのはちみつ?_pos=1&_sid=ecce802dc&_ss=r
はちみつだけでなく、ミード(はちみつの醸造酒)や
はちみつのアクアヴィーテ(蒸留酒)、
はちみつビネガーを作っています。
ビネガーはまずはちみつを発酵させ、アルコールを作ります。
これがミードです。
そのミードをさらに発酵させ、酢酸発酵を促していくことで、アルコールがビネガーへ変化していきます。
優しい酸味の中にはちみつのコク、微かな甘味を感じるビネガー。
アベーテ
原料は地元トレンティーノで採取したモミの木の甘露はちみつ。
モミの木の樹液を集めた昆虫が不要な液蜜をモミの木に戻し、
次に、 その液蜜をミツバチが集めるというモミの木の甘露はちみつ。
イタリアでも希少なモミの木の甘露ハチミツには、
ミネラルやアミノ酸が豊富に含まれ、
黒糖のような複雑な甘みが感じられます。
ミツバチとともに数々のはちみつを作り出したアンドレアがもっとも 愛着を持っていたはちみつの一つです。
そのはちみつから造られたビネガー。
柔らかなコクと伸びやかなミネラルを感じます。
カポナータやフリッタータ、焼いた鶏の仕上げに少しかけても美味しいです。
残念なことに、アンドレア・パテルノステル氏は、2021年4月、交通事故で急逝。
現在、ミエーレ・トゥンは、残された家族によって引き継がれ、 変わらず高品質な製品を作り出しています。