カネロニやラザーニャは惣菜の定番でもあり、イタリア全土で見かけ、とても人気のあるメニューです。
一般的なのはボロネーゼとベシャメルを重ねたボローニャ風のラザーニャ。
モンテ の定番も同じです。
このラザーニャ。実はとても歴史のある料理で1世紀頃のポンペイの遺跡から、羊の皮に書かれたレシピが出土しております。
ただ、この当時イタリアでトマトを栽培しておらず、リコッタチーズと肉、平たいパスタを重ねたとあります。
この当時から豚肉は一般的な食材であり、食べられていたのかと思います。
トマトがイタリアに伝わったのは16世紀になってから。
現代のピッツァが出来たのも18世紀ですので、ボロネーゼにトマトを使い、ラザーニャが現在の形になったのもこの頃ではないかと言われています。
1世紀というと日本の弥生時代。
それだけ長い間楽しまれているラザーニャ。
ぜひお楽しみください。