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パスタのはなし2。生地についてとレシピ。Pasta fresca e Ricetta

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手打ちパスタの生地は大きく分けると2つあります。

卵で練り上げるパスタウオーヴァPasta Uovaと

水で練るパスタビアンコPasta Bianco。

一般的にパスタウオーヴァは北イタリア、パスタビアンコは南イタリアのパスタで、

パスタビアンコの方がセモリナ粉の比率が多くなります。

北イタリア発祥のパスタといえば、タリアテッレやタヤリン、ラビオリなど。

これらはパスタウオーヴァです。

南イタリアのパスタはショートパスタが多いのですが、オレキエッテやカヴァテッリなど。

これらはパスタビアンコです。

南イタリアのロングパスタもあり、シャラテッリはパスタビアンコの方が多いと思います。

もちろんパスタビアンコで作る中部イタリアのピチ(トスカーナのパスタ)やウンブリケッリ(ウンブリアのパスタ)、北イタリアにトロフィエ(リグーリアのショートパスタ)もあり、南イタリアにもラビオリはあります。

乾麺が南イタリア発祥なので、乾麺は基本的にはセモリナ100%です。

最近は自宅で作る方も多いので、モンテでの基本配合比率を参考にして作ってみてください。

厚みを変えたり、色々な粉を使ってみたりしたアレンジも楽しめます。

〜パスタウオーヴァ Pasta Uova〜

卵 L 1個

セモリナ粉 30g

リスドォル 70g

塩、オリーブオイル少しづつ

〜パスタビアンコ Pasta Bianco〜

水 50g

セモリナ粉 70g

リスドォル 30g

塩、オリーブオイル少しづつ

それぞれしっかりと練って30分置いたら生地の出来上がり。

パスタウオーヴァは麺棒かパスタマシンで好みの厚さに伸ばします。

パスタの歯切れが悪くなるので、折り込みはせずに何度か伸ばすだけで好みの厚さにします。

しばらく乾燥させて、お好みのサイズにカットします。

(生地の表面が乾いて、端は割れてくる前まで。この兼ね合いが仕上がりに大きく影響しますので、試行錯誤してください。湿度の高い時期は弱風の扇風機を当ててください)

カットしたら冷凍。

冷凍することで麺の歯切れが良くなるし、保存もできるのでオススメです。

生地の厚さにもよりますが、茹で時間は1〜2分。

パスタビアンコは好みのパスタに成形して、冷凍して完成。

簡単です。

茹で時間は5〜6分程。

成形方法はyoutubeで色々出てきます。

モンテのリールでもたまにあげています。

ちなみにピチやウンブリケッリもパスタビアンコ(好みで700gの粉に卵1個を入れてもいいかと思います)。

細長く切ってそれを手で丸めながら伸ばしてうどんのようにします。

茹で時間は7分程。

お試しあれ。

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