イタリアは世界有数のウイスキーの消費大国です。
消費量の多い国へ良いウイスキーを売るのは当然の流れで、オールドウイスキーではイタリアの酒税シールが貼られているものは高値で取引がされます。
逆に極東日本向けのウイスキーはあまり良質なものは回ってきていなかった様です。
国民性に合わせた面もあり、アメリカ向けは甘みが強いといった特徴がありました。
葉巻は未だに日本へは良質な物が入って来づらいという地理的デメリットもあります。
しかし、イタリアでウイスキーの蒸留が始まったのは2010年のPUNI蒸留所が始めて。
意外な程歴史が浅いです。
ちなみに日本は1923年の山崎蒸留所が初。
イタリアで蒸留酒といえばグラッパなので、この影響が強いのかもしれません。
ただし、イタリアには数は少ないですが有名なボトラーズメーカーがあります。
(有名な物が少ないというより、メーカー数は少なく、小規模ですが殆どが有名ボトラーズです)
有名なのはサマローリやラムネイション、ウィルソン&モーガン、ハイスピリッツ、ダン・イーダン等。
そして、伝説的なボトラーズがムーンインポート。
そのクオリティの高さにおいて本当に伝説的なボトラーズですが、近年はほとんどリリースがありません。
プーニはありませんが、イタリアンボトラーズのお酒は何点かお出ししています。
ぜひ食後にお飲み下さい。