何度か書いている通り本来のポルケッタは仔豚の丸焼きです。
それを簡略化した物が現代のポルケッタとなるわけです。
作り方というほどの作り方ではないのですが、
バラ肉・ヒレ・肩ロースそれぞれに1.8%の塩をします。
(塩分はお好みです)
バラ肉を開き、ヒレ・肩ロースを包んでいきます。
これにより全ての部位を楽しめるという本来のポルケッタを再現しています。
日本で一般的なレシピだとバラ肉だけを巻き込んでいきますが、今回はイタリア風です。
外側にあるバラ肉の収縮が一番大きいので、バラ肉が少し長いとバランスが良くなります。
モンテのポルケッタは焚き火で仕上げる為、ハーブは使っていませんが、通常は使用します。
お好みでフェンネル・ローズマリー・タイムを使ってください。
後はしっかりと縛るだけ。
結着剤を使用せずに作る為、縛りが強くないとよりバラバラになってしまいます。
ここまでが下準備。
後は焼くだけ。
焼く様子は後日お伝えします。
オーブンの場合は周りを焼いた後に、野菜と一緒にホイルで包み160度で60分ほどでしょうか。
芯温が62℃まで上昇すればいいので、低温で加熱するかは好みです。
低温加熱の場合、予熱での芯温上昇がないので、65℃くらいまでは上げた方がいいと思います。
縛ることに慣れたら意外と簡単。余計な添加物のないポルケッタ。
オススメです。