お肉を詰めたピエモンテのラビオリアニョロッティデルプリン。
細かいことは先述しましたので、今回はレシピ。
こちらも意外と日本語では出てこないので書いてみます。
興味がある方は作ってみてください。
簡単にいうと一度加熱したお肉を挽き、リピエノとし、焼いた時のスーゴをバターと合わせてソースにします。
モンテでの定番は仔牛・仔ウサギ・豚肉・ほうれん草。
まずはお肉を塩(約1.5%)、オリーブオイル、ハーブ、白ワインでマリネにして1晩おきます。
アルミホイルを被せ、150℃のオーブンで70分。ホイルを取りさらに10分加熱します。
ハーブを除き、スーゴは取って置き、肉は骨を外して、ミンチにします。
茹でて絞り、刻んだほうれん草、パルミジャーノチーズを合わせて味見。
この時点で美味しい塩分にしておきます。
このままではリピエノがほろほろとしてしまい包みづらいので、つなぎとして生のサルシッチャを加え練り上げます。
(他の肉の生の時点の総重量の10%程度)
後は生地を伸ばして包む。
生地はパスタウオーヴァです。
ポイントは
1、中の空気を抜くこと。
2、無駄な生地を無くすこと。
3、切った時に端にポケットを作ること。
リピエノを並べ、生地を折り、包んで、中の空気を抜くようにリピエノの間をつまみ、余計な生地を切り落とし、間をギザギザのカッターで切ります。
(余計な生地の切り落としもギザギザでも大丈夫です。最後のカットは生地の端がくっつく事を意識してください。)
出来上がったアニョロッティは冷凍。
取っておいたスーゴにブロードとハーブ(ローズマリーやセージ)を入れ、火にかけ煮詰めたらバターを加えソースは完成。
4分半くらい茹でたアニョロッティを加え、パルミジャーノチーズ、オリーブオイルを合わせて完成。
準備は多いですが慣れると意外と簡単です。
ポイントは中の空気を抜くこと。
お試しあれ。