かなり一般的になったイタリア料理だとは思いますが、
フリット(揚げ物)とは違います。
簡単に言うとオムレツ。
スペインのトルティージャと同じように、
フライパンで焼き上げていくオムレツです。
包んだりはしません。
これはオムレツ。
イタリアでもオムレツです。
ナポリにはスパゲッティのフリッタータという料理もありますが、
こちらはスパゲッティをフライパンで焼き上げるティンバッロの一種。
貴族料理であったフリッタータが変化していったのが
今の卵のフリッタータです。
前置きが長くなりました。
卵を溶いて、しんなりするまでソテーしたズッキーニ、パルミジャーノチーズ、ペコリーノチーズを入れます。
だし巻き卵はしっかりと溶きますが、
イタリアではつながるようにするために、白身のコシを残して溶きます。
箸で溶く程度がちょうどいい加減。
ズッキーニは食感とジューシーさを保つためにあまり薄切りにしないのもポイント。
あとは、全体を混ぜながら焼き上げていくだけ。
ひっくり返して、さらに焼きます。
冷めたらカット。
具材によっては主菜にもなるオムレツ。