ナポリやボローニャで
よく食べられている郷土料理が
ナスのパルミジャーナ(トマトオーブン焼き)。
パルミジャーノチーズが日本でも有名なので、
なんとなくチーズをイメージすると思いますが、
その通りです。
パルミジャーノレッジャーノの産地であるパルマに因んで、
パルマ風を意味するパルミジャーナという名前になったとか。
シチリアで鎧戸を表す”パルミチャーナ(Parmiciana)”から来たとか。
ただそれだとラザーニャも全てパルミチャーナとなるのでどちらでしょうか。
話の蛇行は終わり、夏が始まり。
自家製無農薬で育てたズッキーニやナスが入荷しております。
ナスは塩をしてアク抜き。
(日本では水に晒しますが、
イタリアでは塩をしてアク抜きをします)
水を拭き取ったら、グリル。
ズッキーニも少し薄めにスライスしてグリル。
トマトソースとチーズを重ね、
パルミジャーノチーズをかけてオーブンで焼き上げます。
焼き上げがポイントで、
高温ではなく、130℃程の低温でゆっくりと
煮詰めるようなイメージで焼き上げていきます。
冷たくても、常温でも、温め直しても美味しい夏のお惣菜。