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ラルコというワイン L’Arco

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ラルコはヴェネト州の生産者。

ヴェネチアを有する州です。

この地域で有名なワインと言えばプロセッコ とソアヴェ、

そしてアマローネ。

プロセッコ はカジュアルなスパークリングワインとして、

ソアヴェは果実味が魅力的な白ワインとして有名です。

そして、赤ワインのアマローネ。

アパッシメント(陰干し)をしたブドウから造るワインがアマローネ。

正式名称をアマローネデッラヴァルポリチェッラ。

ブドウはロンディネッラ、モリナーラ、コルヴィノーネ。

ブドウは陰干しをすれば当然水分が飛びます。

水分が飛べば、果汁が減り、甘味が増します。

ということは、できるワインの量は減り、

甘味が増すかアルコール度数が上がります

(アルコールを作る酵母は糖分をエサにし、

アルコールを生成するので、

相関関係があります)。

イメージ的にはデザートワインが出来そうなものですが、

ブドウの乾かし加減や発酵の進め方で調整します。

アルコール度数や残糖度によっては

アマローネを名乗れなくなるので加減も重要です。

そんな造り方をするアマローネは当然高価なワインが多いです。

そのトップは長年、

ダルフォルロマーノとジュゼッペクインタレッリという

二つの生産者でした。

ある意味で神格化されている造り手ですが、

市場価格が高騰するまでは

カジュアルに楽しむ事もできました。

(その高騰ぶりは凄まじく、モリナーラといワインは

本来カジュアルなワインのはずが、

$100を超える値段で取引されるにまで至りました。

今でゆう転売ヤーのようなことを

インポーターがしていたのですが、

このことでこのワインは生産されなくなりました。)

代替わり以降は健全な状態での輸入がない事もあり、

別のワインになってしまった気がします。

当時のクインタレッリのブドウを栽培する父の元に産まれ、

クインタレッリの元で醸造を学んだのが

ラルコの当主ルーカ。

クインタレッリの再来なのかどうかはワタシの世代にはわかりませんが、

本当に魅力的なワインです。

造るワインは当然ですが、アマローネ。

アマローネの中では

比較的リーズナブルな生産者ではないかと思います。

その造りは素晴らしく、

酸味の筋の通ったアマローネはあ、

料理と合わせる事もできる稀有な存在。

そのアマローネの絞りかすの上でブドウを発酵させた

リパッソという手法を使ったのがヴァルポリチェッラクラッシコ、

通常の造りのワインがロッソデルヴェロネーゼ。

ヴェロネーゼにはサンジョヴェーゼやテロルラゴというブドウも

遊び心程度ブレンドされています。

リパッソはアマローネの香りや気品を有しながら、

果実味が残り、料理とも合わせやすいです。

ロッソデルヴェロネーゼはリパッソはしてないのですが、

レーズンの様な濃厚な香りと心地よい酸味、

伸びのある果実味を感じます。

いずれのワインも渋みがあまりないのも特徴の一つ。

香りの良さからか女性のファンが多いワインでもあります。

ラルコという覚えやすさと味わいの特徴からか、

このワインを印象的に覚えている方も多いようです。

近年の人気からすぐに売り切れてしまい、

あまりバックヴィンテージを飲む機会はないと思うのですが、

数年寝かせるとまた違った魅力があります。

セラーをお持ちの方はぜひお試し下さい。

イタリアワインに詳しくなり始めた方は皆様ご存じで

ラルコを知っている事を誇らしげに語る方が多いので、

天邪鬼気質のワタシとしましては、

あまりオススメする事は無いのですが、素晴らしいワインです。

そんな事をしているので、あまり売れない内にラルコの取り揃えとしては、

ロッソデルヴェロネーゼが2010.2012.2016.2017

ヴァルポリチェッラが2009.2016.2017

そしてまもなく、それぞれの2019が入荷と中々豊富になっております。

アマローネも色々あります。

気になる方はお尋ね下さい。

リストにあるのに無い物や逆もあったりします。

ちなみにグラッパも今の物と昔の物があります。

ALTRI

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