春のキノコと言われる不思議なキノコ。
和名はアミガサ茸。
その名の通り編笠に似たキノコで、中は空洞。
春から〜初夏が旬で、世田谷でも雨の後に見かけることがあります。
キノコですが、カラッとしていて乾燥したような手触り。
香り高く、高貴なキノコで、かなり高価です。
乾燥品はさらに高価で、驚くほどの値段となります。
キノコなので近縁種も多く、
最近はモリオンという近縁種のキノコも入ってきており、
こちらは若干安いですが、香りは控えめ。
中に軸が通っているのがモリオンの特徴。
フレンチではバターやクリームと合わせる事が多く、相性がいいです。
モンテでは自家製のグリーンアスパラガスと合わせ、
卵とチーズのソースを合わせた前菜。
ピエモンテ・モンフォルテダルバにある
Repubblica del Pernoのアスパラとモリーユの前菜を思い出して作りました。
Monforte d’Alba ペルノ村
メニュー名は忘れました。アスパラの前菜。
Repubblica del Perno 理想とも言えるスタイル。
素晴らしいお店です。
モダンな店内。
バットゥータ 白トリュフかけ
仔牛タンのボッリート サルサヴェルデソース
田舎風テリーヌ
話はナイル川のように蛇行しましたが、
モリーユはパンチェッタと合わせて、タリアテッレもオススメです。
間も無くシーズン終了。
お待ちしております。