新着商品以外での試飲会は久しぶりです。
かなり印象の変わっているものがありましたのでご紹介。
定番品では
ヴァルディベッラのムニール
南らしくバナナのようなふくらみのある果実味だったのですが、
シャープで洗練された印象へ変化。美味しかったです。
カルナイエのヴェルナッチャは元々美味しかったですが、より洗練された印象。
サルヴァトーレモレッティエーリのフィアーノと
プリンチピアーノのバローロセッラルンガは移動のせいか閉じていましたが、
相変わらずクオリティの高さを感じる仕上がり。
ラ・トッレ・アル・トルフェはずっと購入をためらっていましたがフェーズが変わった印象。
果実のバランスに威厳が出てきました。
その他変わらないクオリティを感じられる造り手が多い中、
印象が変わったワインがもう1つ。
トリンケロのタイヨー。
トリンケロはワインによってはビオのニュアンスが
強く敬遠しており、タイヨーもその1つだったのですが、
綺麗な仕上がりとバルベーラとフレイザのバランスがよく、ラシーヌの担当者も開いてきたと言っていた通り味わいが大きく変わりました。
ポルトガルの新着は素晴らしいですが、少し高価格帯なのでちょっと保留。
モレッラというプーリアの造り手も新着の際は
少し要素が弱かったですが、しっかりと乗ってきた印象。
プリミティーヴォはアルコール16%オーバーですが、酸が通っていて、一般的なプリミティーヴォ・ジンファンデルとは一線を画す味わい。
リドルフィのブルネッロも繊細すぎる印象から骨格のある味わいへ変化。
イタリアではないのですが、新規生産者ではアルザスとローヌのワインのクオリティに驚き。
新着との違いを色々と感じられる面白い試飲会でした。
近く入荷しますのでお楽しみに。